第1回:タワーリング・インフェルノ

キャスト(声優)

オハラハン:スティーブ・マックィーン(宮部昭夫)、ダグ:ポール・ニューマン(井上孝雄)、ダンカン:ウィリアム・ホールデン(近藤洋介)、スーザン:フェイ・ダナウェイ(田島令子)、ハリー:フレッド・アステア(中村 正)、ゲーリー・パーカー:ロバート・ボーン(矢島正明)、デブロー:ロバート・ワグナー(城 達也)、シモンズ:リチャード・チェンバレン(石丸博也)、O.J.シンプソン(天地麦人<麦  人>)、ウィル:(村松康雄)、その他(玄田哲章、谷口 節、長堀芳夫<郷里大輔>、西村知道、高島雅羅、加藤正之)、他

新録音版キャスト(声優)

オハラハン:スティーブ・マックィーン(内海賢二)、ダグ:ポール・ニューマン(堀勝之祐)、ダンカン:ウィリアム・ホールデン(小林 修)、スーザン:フェイ・ダナウェイ(池田昌子)、ハリー:フレッド・アステア(中村 正)、ゲーリー・パーカー:ロバート・ボーン(安原義人)、デブロー:ロバート・ワグナー(谷口 節)、シモンズ:リチャード・チェンバレン(中尾隆聖)、O.J.シンプソン(千田光男)、その他(石森達幸、梅津秀行、島香 裕、広瀬正志、堀内賢雄、勝生真沙子、加藤正之、小島敏彦、塚田正昭)

物語

世界一のビルがアメリカで誕生した。そのビルを設計したダグは経費節減のために所々の箇所がぞんざいな素材に変更されていると知り社長のダンカンの抗議する。しかし、結局押し切られ、ビルは開場し、パーティーが始まる。
そして、ぞんざいに工事された箇所の一つの配線BOXがショートし、小さな火花はやがて大きな大火災へと発展してゆく・・・。

解説

オレが始めて観た(記憶に残ってる中で)パニック映画でもあるいわずと知れたパニック映画の超大作。
この映画には吹き替え版は2、3種類あるらしいが(もう1つはマックィーン:宮部昭夫、ニューマン:川合伸旺、ホールデン:近藤洋介といった布陣らしい。これも見てみたいなぁ)、4、5年前に観た時は何故かこっちの旧吹き替え版であった(ちなみに新録音版は2003年の正月に見ました)。
ちなみにオレ的には旧版のキャストのほうが好きだ。今作れといわれてもこんな豪華なキャストは無理だし。だが、イヤミなチェンバレンは中尾隆聖のほうがあっていると思う。谷口 節のワグナーも悪くはないけど、よく悪役で声を聞くので悪役に見えちゃったり(ちなみにこの人、燃えよドラゴンだとブルース・リーなんだよね・・・あんまり喋らないケドさ)。
こないだ字幕のビデオを観て気付いた事なのだが、ゴンドラに人が押しかけるシーン、ロバート・ボーンは何か喋りながら押しかけているので無理矢理乗り込もうとしているように見えるのだが(そこの字幕はなし)、吹き替えを観ると無理矢理乗ろうとしているヤツを押さえつけようとして間違ってゴンドラに押し込まれていたのだ!
こういうところに吹き替えの妙というものを感じさせてくれると思うのだがどうだろう?普段映画だと悪役ばっかりのロバート・ボーンを少し見直した(?)シーンでもあったのだ(ちなみに氏はTVに出ると主役が多い)。
たまにTVで放映されている(だいたい宮部・井上版か内海・堀版で宮部・川合伸旺版は見たことがないが)のでその際には一度チェックしてみてはいかがだろうか?ちなみに吹き替えのビデオは出ていないのでご注意を。
オススメ度:☆☆☆☆ 、評点:90点

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