ヴィッサースリー=インフェルノ・クリーチャー
VISSER THREE=INFERNO CREATURE
1999年 HASBRO、タカラ製 日本未発売
AXが味方側宇宙人ならば、こちらは敵側の宇宙人であるヴィッサースリー。
宇宙人形態は基本的にAXと同じデザインです。詳しい本編を見てないのでわかりませんが、AXとヴィッサースリーは玩具的に見れば「同じ形態(宇宙人)から全く別物に変形する」玩具であり、TFではクローンボットやクローントロン等がありましたが、それの進化系かもしれません。その点ではこれはウリだとは思うのですが、
みなさんもオモチャ屋で、こんなやりとりを見た事は無いでしょうか?
子供「(オモチャを指さし)これ欲しい〜」
親「これ前に買ったヤツでしょ!」
子供「前買ったの違うヤツだよ〜!」
親「んじゃ似たようなモノは買わなくていいの!!」
子供「いやだーー!!」
・・・と、傍から見てて「買ってやる気が無いならオモチャ屋に連れてくるなよ!」と軽い苛立ちを覚える管理人(トラウマか!)でありますが、っそんな事はどうでもいいですね、ハイ。
で、何が言いたかったかと言うと、親から見て、トランスフォーマーだろうが戦隊だろうが大して違いがわからないワケです(最近はけっこう様変わりしてきましたが)。
なので例え「同じ形態(宇宙人)から全く別物に変形する」が特筆すべき点だったとしても親から見たら「色が違うだけじゃねーか」とまず取り合ってくれないので、AXは宇宙人形態で、ヴィッサースリーはインフェルノ・クリーチャー形態で箱に入ってるんです。なのでウリというよりもネックに近いんでしょうか・・・遊べばわかる面白さはやっぱり買わないとわからないのがリスク高いですね。
変形はAX同様にけっこう凝ってますが、AXと違う点は、軟質パーツが多かったAXに対してヴィッサースリーは硬質なプラスチックパーツが多い事でしょうか、なので比較的「変形おもちゃを遊んでいる」気分にはなりやすいです。
AXが這う形のサソリに対してヴィッサースリーは二足歩行のバケモノっても対極です。
インフェルノ・クリーチャー・・・訳すと「地獄のバケモノ」というB級ホラーや戦争アクション映画の題名みたいな感じですが、それっぽい感じは出てると思います、でも何分管理人は直にインフェルノ・クリーチャーを見た事が無いのですが(当たり前)。
このモードでのギミックは右腕が肘のスイッチを押す事で爪の開閉アクションが、左腕のスイッチを押す事でミサイル発射(インフェルノだけに炎なんでしょうか)をします。あとはAX等と同じ関節可動がメインといった感じです。
このオモチャは2体揃える事で面白さが倍増する玩具ではあると思うんですが、AX同様にけっこう売れ残ったみたいです。
不遇のオモチャってやっぱり見てて少し寂しいですね。
指はやっぱり6本
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