AX=スコーピオン
AX=SCORPION

1999年 HASBRO、タカラ製 日本未発売

人間から動物に変身するのがこの「アニモーフ」シリーズのメインだけど、そんな能力があるからには当然その能力を与えた宇宙人や敵の宇宙人がいるワケで、コイツは味方側の宇宙人(敵側はこちら)。
一見、とても味方には見えないし、形態もケンタウロスみたいな宇宙人形態からサソリ(だからスコーピオン)と設定が味方なだけでオモチャは単なるイロモノフィギュアにしか見えません(苦笑)。
・・・なんだけど、これが中々遊べるオモチャで、実際手に取らないとわからないのは少々困り物かな・・・と出来が良くても売れないオモチャを見るたびに思います。

  
実際顔見てもとても味方に見えないですね、こんなヤツが味方についたら確実に友達がいなくなります(断言)。
しかも指なんて6本もあるし、横でうかつにサソリなんかに変身されてしまては確実に鈍器持ち出して殴っちゃいますよ、反撃食らって死んじゃうと思いますけど(苦笑)。
ちなみに原作版の顔はこんな感じッス。負けず劣らずこっちの見ても気持ち悪いですね(苦笑)。

まぁそんなこんなで原作よりは多少はヒーローっぽい(か?)アレンジがなされてますけど、コイツ、変形トイとしてはかなり複雑なプロセスで変身します。そりゃ4足歩行のバケモノから8本足サソリ(8本足キリンみたい)に変身するんですから、簡単なワケがありませんね。

って小さい画像なんでわかり辛いですが、変形途中はハッキリ言って「何だかわからないモノをいじくってる」ようにしか見えないんです、自分でも(笑)。
サソリモードでは尻尾の先端からミサイルを飛ばし、各関節が可動します。

勿論、宇宙人モードでも各関節がボールジョイントとかでワシャワシャ動くんですが、足首までボールジョイントなんで、いつヘタれそうかヒヤヒヤはします。

見た目はとにかくイロモノなこのシリーズのトイですが、変形ギミックを楽しむにはもってこいですし、何度か遊んでるうちに不思議と愛着が沸いてくる・・・(ハズ)んですよ、多分。
でも、顔が流星人間ゾーンガロガ星人みたいなんで、やっぱり悪役にしか見えませんが・・・。
あ!あと忘れてましたがサソリモードでは開いたはさみをスプリングで閉じギミックが入ってます。これもなかなかいいんですが、何で閉じるほうに仕掛け入れたんだろうか?(笑)

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