サイバーシャーク
CYBER SHARK(TRANS METALS 2)

1999年 HASBRO、タカラ製 日本未発売

さて、今回紹介するのは数あるビースト戦士の中でも異色を放ってるキャラ、トランスメタルス2のサイバーシャークです。
サイズがメガサイズ(日本だと2500円ライン)この商品はメタルス期にしては珍しく、ショップ限定としても発売されませんでした。なのでこの形のキャラが日本でお目見えするのは「TF・カーロボット」のゲルシャークが初になります。
ちなみに、メタルスじゃないほうのビーストウォーズにも「サイバーシャーク」というキャラがいるんですが、どちらもアニメには未登場な上、説明書きには関連を言及してないので本人がメタルス化したのかはわかりません。

元モチーフがサメだからか、ロボットモードもかなり凶悪な面構えです。
もう、「これでもか!」ってくらい歯食いしばって(歯ぐきから血が出そうな勢いで)、これではやくざ以上の怖さですね、サイバトロン(マクシマル)でも友達いなさそうです。

メインギミックである凶悪な「レイザーウェポン(ビーストウォーズユニバースによる)」はこの玩具中最も目を引くギミックで、肘のダイヤルを回すとグルグル回ります。パッケージ絵でも回しながら描いてあるのでかなり印象深いです。ドリルがルン・・・ってこれは違うか。

そしてビーストモードに変身。
かなり複雑なガワ変形なので遊んでてうっとおしい事が多々あります・・・(苦笑)。もう肩のアーマーというか皮が邪魔で邪魔で、ヒンジがポロポロ取れてウザい感じですが、そこはじっとガマンの子(笑)。

ビーストモード、腹回りだけメッキパーツなんでなんだか「腹巻付けた鮫」みたいに見えますが(笑)、けっこうデザイン的には意欲的だと思います。
いかにも「ただいま襲撃中」と言わんばかりに曲がった体といい、左眼についたデカい傷(丹下左善?)といい、凶悪さをかなり打ち出してます。

かなり凶悪な第3のモードであるアタックモード。
わき腹を開いただけにもめますが、実は尻尾もロボットモードの時のように展開してあります。

日本では「ビーストウォーズユニバース」で有名なビークルモード。
勿論ビースト、アタック、ビークルモードどのモードでもダイヤルを回せば尻尾がグルグル回ります。

パッケージと比較。
別に路上に放置とかはしてなかったんですが、ドロップウィンドウのプラシートが割れててショックでした・・・(泣)。 日本では出てない商品だったのでイマイチ知名度も無い玩具ですが、ゲルシャークよりも配色センスが凄いのでなかなかオススメの玩具です。
ゲルシャークレビューはこちら

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