USAエディション・ガルバトロン
2004年 HASBRO、タカラ製
アニメ版声優:遠藤純一

トランスフォーマー・スーパーリンク(海外名:トランスフォーマー・エネルゴン)の敵側メイン商品・ガルバトロン(アメリカ名はメガトロン)。
でも、日本版とアメリカ版では同一キャラでも商品の仕様に大きな差異があり、日本版は「コスト削減か?」とか言われていたのだが、4月末にトイザらス限定商品として海外仕様が発売、晴れてユーザーは日本版と海外版、どちらか好きなほうを買えるようになった。

あ、背景のニセミッキーオブジェは気にしないようにね(爆)。


日本版との主な差異は(ちなみに今現在管理人は日本版は不所持です、爆)、「1:塗装が違う」、「2:大きさが違う(雑誌記事だとアメリカ版のほうが3割増だそうで)」、「3:音声ギミックが違う」などが主な変更点。

まず1の「塗装が違う」は、全体的に変更されており、まずボディカラーが日本版が白に対し、アメリカ版はパールホワイト。これだけで全体の印象は大きく異なる。
そして全体のアクセントになっているクリアグリーンも日本版は黄緑をクリアにした感じ(部分によってはアメリカ版がクリアパーツのところにメタリックグリーン塗装で対応している箇所もある)に対してアメリカ版はけっこう深いクリアグリーンとなっていて、アニメ本編と比べると、日本版のほうが近いかもしれないけど、評価は人それぞれかな。
でも個人的に評価したいのは肩パーツに施されている塗装が日本版が黄色に対し、アメリカ版はメタルブルーと全然対照の配色になっている(ちなみにアニメでは青なのでアメリカ版のほうが近いかな)。
それともう1箇所、アメリカ版のほうが評価できる(個人的に)ところは、顔の塗装。日本版は水色のような色で非常に顔色が悪いようにしか見えない(苦笑)のに対して、アメリカ版はメタルカラーの水色のような塗装が施されており、アニメ本編のCG感と敵ボスとしての悪どさが良く出ていると思う。
余談だけど、付属のメガトロンソード(写真2枚目参照)はアメリカ版:透明、日本版:クリアの黄緑と日本版のほうがアニメに近いけど、大きさが違うので取り替えは不可(泣)。


続いて2の大きさが違う事、そして3の音声の変更。
日本版はコストのためか、それとも合体前のグランドコンボイに合わせた(アメリカ版はグランドコンボイのスーパーモードにちょうどいい大きさになっている)とか色々な憶測が飛び交ってはいるが、日本のファンは(アメリカ版が売っている限り)部屋の場所等に合わせて好きなほうが選べるのでその点は恵まれてるかも。
あと、付属の武器となるメガトロンタンク(その形状は前作・マイクロン伝説でのガルバトロンの前世の姿、メガトロンのビークルモードをモデルにした形状になっているが変形は不可)は大きさが違うのに合わせて動力源が異なり、日本版はボタン電池使用なので商品に付属しているが、アメリカ版は単4電池2本使用なので別売りになっている。ちなみにメガトロンタンク型武器は左右どちらの腕にも装着可能、砲塔を拳側に向ければキャノンとして、反対側に向けてメガトロンソードをセットすればソードモードで使える(ソードは使わない時は背部の機首に収納可能)。

続いて音声ギミックの点。
これはガルバトロン本体にギミックは無く、全てはメガトロンタンク型武器に集約さてれおり、サウンドギミックはキャノン発射音とメガトロンソード斬撃音の2種類。
だが、各音共にアメリカ版と日本版で音が違い、好みが別れるところ。
でも、アメリカ版はサイズもデカいので効果音は、かなりデカい(笑)。


ビークルモードではガンジェットに変形可能。


ビークルモード背部にはメガトロンタンク型武器も搭載可能で、余剰パーツは一切無し!


さらに羽根パーツを尾翼のように上げる事で「スター・ウォーズ」のXウイングも真っ青なハイパーモードにも変形可能。

アニメ版では堂々の敵ボスではありますが、アメコミ版「ENERGON」ではユニクロンに取り込まれて(?)いる為か、さほどボスという印象は受けず(どっちかと言うとメガザラック〈英名:スコーポノック〉のほうが仕切ってる印象が強い)、しかも所々イメージとしてマイクロン伝説(アルマダ)版メガトロンの顔が出てくる為あんまりキャラとしての印象が強くないです。

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