ミクロアクションシリーズ・春麗、さくら
2005年 タカラ製

キャラクターを模ったミクロマンであるミクロアクションシリーズにストリートファイターシリーズが登場。
今後も出るのか、コレっきりなのかはわかりませんが、キャラのチョイスは根強い人気を持つ女性キャラでの春麗(チュンリー)と戦う女子高生春日野さくら。
春日野って男の同級生がいるのでソイツの顔をつい思い出してしまうので管理人的に厄介な苗字ですが(苦笑)、そんな事はさておき、ストリートファイトとミクロマンという、ある意味相性のいい商品化ではないかなぁ、と思います。

春麗と書いてチュン・リー。ジャンジャンジャジャン、ジャンクロードさん主演の映画(主題歌はチャゲアス)では何故か「チュンリー・ザン」なんて無残な名前になってましたが、こう見えても刑事です。
素体は可動がウリのミクロマンなんで、「服の部分(特に肩)が干渉するんじゃないか?」と当初は心配していましたが、通常の肩パーツに軟質パーツの服パーツを被せる形式なので、多少は干渉しますが、見た目的にも関節むき出しにならず、いい感じになっております。

ベースには素体を固定するパーツがついているので、このように天昇脚ポーズを取る事も可能です。
スピニングバードキックは太腿のパーツの開きに限界があるので、関節を調整すれば一応ポーズは取れますが、一定の角度じゃないと見栄えがしなさそうです(苦笑)。

多謝のポーズも一応取らせれたりしますが、それ専用の開き手首がなかったんでちょっと失敗。

世田谷の戦う女子高生・春日野さくら。
ヘソ出しでいかにも改造したとしか思えない制服がイカしますが、いかんせん苗字が春日野なのが(しつこい)。
手首のグローブは軟質パーツ製で、手首の動きになるべく干渉しないレベルにできています、対して春麗の手首リングは硬質プラで頑丈にできてます。

春麗はチャイナ服のスリットのおかげで開脚はパーツの限界までできますが、さくらはスカートの限界以上はなかなか取り辛いところが残念。あとスカートもなるべく関節可動に引っかからないように最初からはためいてる感じなので、足を閉じてる時にもスカートだけ開いちゃってますね(笑)。 ちなみにこの段階で、ベースが春麗とさくらがあべこべになっているのに管理人が気づいていなかったオチもありました。

こちらも同様にベースに固定できるので、浮かせたポーズも可能です。
でも正直管理人はゲームあんまりやらないんで上手い劇中のポーズをなかなか知らないワケですが(爆)。

個々のフィギュアの顔ですが、通常のミクロマンと違って服と同じ軟質パーツでできている為、改造するにはちょっと不向きです。しかも試作とパッケージ写真では肌色は腕とかと同じ成型色だったのですが、塗装処理になっていて、目線もちょっとおかしいです(苦笑)。
春麗は試作の顔はバッチリなんですけど、実商品ではなんだかのっぺりした顔になっちゃってます・・・唇がちと下すぎるのが原因かと思うんですが・・・。
あとボディと頭をつなぐ首のジョイントですが、さくらは肌色パーツなので全然違和感無いんですが、何故か春麗は足と一緒の茶色なので首がメチャクチャ浮いて見えます(汗)、なんとかならなかったんですかねぇ・・・首ジョイントのためだけにまたさくら買うのもうれしくないですしね。

ベース付きで各1000円前後という安価ながら、アクションに関してはあまり干渉する部分が無くストレス無く遊べると思います。が、せっかくだから1500円にして飛び道具系光線技のパーツとかもクリアパーツで付属したり・・・とかしてたらかなりいい線までいってそうな気もします。

リー・リンチェイのウォン・フェイフォン風ポーズ(春麗)とウィン・ツァオのフェイフォン風ポーズ(さくら)を取らせてみたり。

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