オライオンパックス&ダイオン
2005年 タカラ製
アニメ版声優:玄田哲章(オライオンパックス)、城山知馨夫〈城山 堅〉(ダイオン)
TVシリーズ第1シーズン55話に登場したコンボイの前身である青年オライオンパックスとその友人のダイオンがe−HOBBY限定版として発売。
初商品化ではあるものの、玩具自体は過日発売されたTFコレクションの「チャー(ターゲットマスター版)&ウィリー」セットの塗装変更品で、考えてみれば苦しい流用(笑)なので両者共に姿形は全く似てません。
せめて顔だけでも作り変えてくれれば・・・。
900万年前のセイバートロン星で貨物の運搬をしていたオライオンパックス。貨物を運搬するという事で元になった玩具がチャーというのは悪くは無いセレクトなんですが、いかんせん顔がおじいちゃん(笑)。
ちなみに、付属のカードには変形した形態がどんなビークルなのか全く触れられてませんが、輸送車両だそうです。もうちょっと気の利いた名前をつけてくれてもいいかなぁ、と。
彼はメガトロンの奇襲され、怪我を負ってしまった為に長老アルファートリンの手でコンボイへと改造されます。
玩具は、足はほぼ可動しませんが、腕はかなり自由度が高いです。でも肩が下がり気味ですね(苦笑)。
コンボイ司令官の相棒でもあるローラーは、この時は銃に変形するターゲットマスターのそっくりさん(核爆)のようで(劇中は未登場だった筈)、改造されてから人型になれなくなっちゃったのね・・・とちょっと同情。
ちなみにe−HOBBYの商品解説によると、「ドロイドモジュール」となっていて、ローラーなのかどうかはイマイチ詳しく触れられてません。
ちなみに、画像一番右がコンボイ付属のローラー。それ以外はオライオン付属のローラーです。銃になった時はトーチガンとして活躍するそうです。
オライオンの相棒、ダイオン。チャーの付属としてウィリーがついていたばっかりに、オライオン以上にみじめな姿になってしまいました(苦笑)。
もう見ててかわいそうなくらい、本編と似てませんし(笑)、色くらいしか似てないですね。
初代コンボイとの比較。
色は、近づけようとした努力はあって、遠めから見れば「コンボイの前身」と言われても納得でしょうか。
しかし、ビークルモードはさして大きさ変わらないのに、ロボットになるとボリュームが全然違いますね。
普通に討ったら間違いなく不良在庫ないなりそうなコレクターズアイテムを通販限定にする事でリスクを軽減できるのでしょうか、こういったキャラ変更のアイテムは嫌いでは無いんですが、同キャラの色違いはどうにも納得がいかないので、今後も出すなら、こんな感じで出して欲しいと思います。
ちゃっかりジョイント部にコンボイのトレーラーを引っ掛ける事もできるので、牽引もできます。
そして銃形態のローラーも、車両のローラーに装着できます。
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