BRAVE合金 ゴーショーグン
2007年 CM'sコーポレーション製

主役ロボよりキャラ人気のほうが高く、ロボット大戦に出てきてもあまり目立った強さを設定されない・・・そんな不遇な主役ロボ「戦国魔神ゴーショーグン」の合金トイを、よりにもよって超合金魂ではなく、BRAVE合金での発売となりました。 故に気になって仕方が無かったのが製品の品質や設計だったりします。正直CM'sのトイは、高額だからといって品質管理がしっかりしている・・・という保証が無い(ここ重要)、そしてこの商品が雑誌で紹介された際、付属ロボのトライスリーの塗装の汚い事汚い事、試作でこんなレベルじゃとてもじゃないけど買えない・・・と思っていたのはこれを買う2日前まで(笑)。
実は様子見だったのですが、思いのほか出来がいいという噂を聞き、それから急いで買ってしまいました・・・予想外の出費です(苦笑)。

 
パッと見の仕上がりは全然文句をつけるところがありません、若干欲を言えば肘関節のジョイントがむき出しなのでいささか見映えが悪い点くらいでしょうか?ちなみに肘と太腿部なんですが、件の雑誌記事やパッケージでは銀塗装なんですけど、製品ではメッキがかかっております・・・ただ、そうなると太腿前面にパーツの分割線が見えているのはちょっとアレですね・・・まぁディテールが増えた・・・って事でごまかしておきましょうか(笑)。
大きさは、右の画像で見るとわかりますが、後ろのDVDトールケース(一緒に買った続・荒野の用心棒・・・心霊写真じゃないですよ)と比べても大きくない事がわかると思います。場所を取らないのはいいのですが、これで13000円オーバーってところに、財布の紐が硬くなるところですかね。

顔は男前で、角はメッキ処理と造型では若干目が大きい事以外は文句無いですが、首の可動範囲は左右に回るのと、上下に多少表情をつけれる程度で、飛びポーズの時に首を上げたりという事はできません。あと首を下に向けると、どこかに干渉するのかすぐ戻ってしまいます。

  
3機の戦闘機、ジャックナイト、キングアロー、クイーンローズはホント小さい!うっかりしてると無くしてしまいそうなので、合体させる時余剰パーツを勢い余って飛ばしてしまって(外しにくいので)無くさないように要注意・・・え?私だけ?
そして、その余剰パーツであるブースターを外して・・・。
今回はエフェクトパーツとして3機を飾る煙形のベースが付いてきますが、けっこう取り付けしにくいんですねこれが(笑)。

  
合体させればトライスリーの完成! といっても足はピンで差し込むだけ、上腕部でボディを締め付け固定という荒業なんで、強度面では大きさも相まって微妙なところ。 腕は曲がりますが、大腿部は曲がりません、でも何故か膝だけ曲がる・・・(笑)。 余ったブースターは、ゴーショーグンにしまっておきましょう。
先にも書きましたが、塗装は大きさの割にはだいぶキレイに塗れていると思います。試作なんて、かすれてたりはみ出してたりととても購買意欲が沸く写真ではなかったです(苦笑)。
しかし!今更ですけど、設定身長でトライスリーは23メートル、ゴーショーグンは52.5メートルなんですけど、この収納状態を見ると、全然スケール無視ですね(笑)。

今回は、武器も豊富・・・とはいきませんが、大まかな武器は一式揃っております。

 
 
ゴースティック。スティックとは名ばかりに槍くらいの長さのトマホークですが(笑)、短いのと、伸びた後の長いバージョン2種が付属。メッキも映えてなかなかカッコいい!んですが!・・・スティックの両端が、死ぬほど尖っているので注意してください、拳に持たせる際ちょっと引っかかったのですが、力入れたらスルッと抜けて、人差し指に穴が開きました(泣)。

 
ゴーサーベル。先端がフォークみたいな凶器ですが、こんなんで切り付けられたら敵はどういう切れ方をするんでしょうか?半分に切れるならこの刃先は無用ですけど(爆)。

 
スペースバズーカ。構える用に左手に開き手がついてますが、これちょっと構えにくいかも?
ミサイル発射とかのギミックは一切無しです。
ちなみに、スーファミのロボット大戦EXだと右の画像のように登場ポーズのままスペースバズーカを構えてドカーン!と撃ってましたが、何故かその後に出た第4次ロボット大戦ではバズーカを使うと、登場ポーズのままバズーカが出てこずに拳辺りからビームが飛んでいく凄いエフェクトでした・・・バズーカじゃねぇじゃん!<ギミック無い武器について語ることが無いので超蛇足。


必殺技であるゴーフラッシャー。昔の玩具では赤い不透明パーツでしたが、今回はクリアにクリアイエローを吹いたもので成型。 ゴーフラッシャースペシャルのはついてこなかったのが残念。
ちなみに背中のボタンを押すと発射するのですが(下画像)、赤いボタンでも青いボタンでもない(笑)。ちなみに、発射時を写そうと思ったんですが、タイミングがなかなか合わず、漸く撮れたら何故かフラッシャーの先端部分がフェードアウトしてる写真になってしまいました(笑)。

以上、BRAVE合金の中ではなかなか仕上がりが良い部類ですが、いかんせん大きさと値段が見合うかどうかでなかなか食指が動かないかもしれません・・・やはり「買うのに勇気がいる」からBRAVE合金なんですかね(笑)。
ちなみに、下半身はあまり可動範囲広くないですが、太腿の付け根は擦れると一発で股関節の塗装が剥げるので注意が必要なのと、あと超合金魂のボルテスかイデオンみたいに股関節引き出し式にすれば、可動範囲広くなったとおもうんですけど、でもCM'sが無理にそういう事やるとパーツが割れたり、ブラブラだったりしそうなんで、これはこれでいい・・・のかな?(笑)
色々皮肉も書きましたが、出来自体は悪くないので7、8000円で売ってるのを見かけたら、買ってもいいんじゃないか?と思います。

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