縮小パチ フォートレス・マキシマス
何でもかんでも大きくしたり小さくしたりしてしまう驚異の中国マジック。チョイスされるキャラは人気があるものから、ただ大きさ替えるのに楽そうなものだったり、かと思えば「何でこんなのが！？」と思うものまで膨大にありますが、今回はその中でも縮小は縮小でも型を流用した訳ではなく、新規に起して尚何故かこの大きさ（笑）な、縮小版のフォートレス・マキシマスを取り上げます。
まずは基本のロボットモード。配色やシールは概ねフォートレスに似せてありますんで、イマイチわかりにくいとは思いますが、肩のクリアパーツが濃緑ではなく蛍光クリアグリーンなので、ブレイブマキシマスの色ですね、ここだけ。
で、肝心の大きさがイマイチこれではわかり辛いと思うので、隣にコンボイを並べてみると・・・
こんな感じ、２０センチ弱ほどです。なので、オリジナル（ロボット形態は５０センチ）は置けないよ！日本の住宅環境舐めるなよ！でも欲しいよコンチキショー！！という人にはもってこい（笑）。
腹部のダイキャストパーツも全部プラに置き換えられています。
シールは、例によってズレまくっていたので、開封した時点で一度剥がして張りなおしました。痕はつきにくいシールなので、爪楊枝さえあれば比較的簡単に貼り直しが効きます。
そして、大まかなギミックはほとんどそのまま再現されてますので、腰のキャノンや脛の砲台、そして腕の砲台も展開します・・・ただ、腕の砲台だけカバーは開きますがモールド処理で、砲台自体は動きません。まぁ動いたところでパーツが細かすぎて再現されていてもグダグダな出来になっていた事を思うと、マシかな・・・と（笑）。
では、変形させてみましょう。
まず頭を取り出しますが、頭はフォートレスやセレブロス（スパイク）には変形できません、小さすぎて。その代わりなのかはわかりませんが、フォートレスの頭を取ると、何故かセレブロスのヘッドモードが別パーツで再現されてます（横にフォートレスヘッドを置いて比較してあります）・・・意味不明なギミックですが、これを無くすと今度フォートレスの頭がくっつかなくなるので要注意。
変形パターンはほぼフォートレス系列と一緒です。パーツもこの手のパチ玩具にしてはしっかりしているので「２、３度変形させたらクタクタになっちゃった（泣）」なんて事はないと思います（あくまで個体差はあるかもしれませんが）。
でもとりあえず引っかかったりパーツが干渉したりするといけないので、バリはカッターで削っておくといいかも。
戦艦マキシマスモード。コクピットには何故かクリアパーツがありませんが、元々あったっぽい痕跡も無くて、他に売ってる分も見当たらないのでデフォルトの可能性大ですね。
パーツも前途の通りズレはあまり無いので、股関節等にクリックはありませんが、保持力はそこまで弱くはありません、遊ぶ分には無問題。
尚余った頭はどうしようも無い＆無くすといけないので、オリジナルなら収納できる部分の場所に引っ掛けておくと良さそうです。固定はされませんが、何故かオリジナル通りに蓋まで開きます（笑）。
そしてさらに変形してシティマキシマスモード。何気にシティ中央の赤いカタパルトを引き出し忘れましたが、そこは目を瞑ってください（笑）。
芸コマなのは中央通路のエレベーター＆スピードダッシュ機構はオミットされているのですが、何故かエレベーター１階からせり上がる為の入り口は別パーツでキチンと開くこと（画像３枚目）、とりあえず仕舞えるものは何も無いですが（笑）。
大きさは小さいので当然トミカサイズのスパイチェンジャーですら絡めては遊べませんが、一応両端カタパルトのスピードダッシュ（手動）はスライドします・・・でも！通路のシールが厚いので、スライドさせると一発でシールも一緒に削れます、要注意。
そしてお約束のパッケージ。相変わらず珍妙な日本語が多分に走ってますが、未だに向こうでは日本語がブームなのでしょうか？でもこれを見た中国人って「日本の製品だ」と思ったりするんでしょうか？（笑）
「超級（たい）揃えて変形（がったい）させろ」やら、「謎のデストロン合体兵登場！」やら不思議な言葉がつらつらと書いてありますが、これってシックスビルダーのキャプション流用（爆）・・・や、まぁ、パッケージに写ってるのもフォートレスではなくブレイブマキシマスなんでもうどうでもいい世界ですが（笑）。
あ、ちなみにセレブロスヘッドの画像を見てもらうとわかりますが、コイツ本当にデストロンなんです、だから、パッケージも「デストロン合体兵」ってところだけは、間違ってない（笑）。
やぁ、もう本当にやりたい放題な玩具で、パチなのに３０００円近くもしたので、得したのか損したのかよくわからない値段ですが（笑）、マキシマス系の小さいものが欲しかった人には損はないかもしれませんね・・・入手難易度はカバヤのＴＦガムのフォートレス（こっちも３段変形プラスヘッドオン可能）より格段に容易ですから。
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